夏休みが終わり
あっこぉに毎日「好きだよ。」と
耳打ちしてくる男児と
毎日会っている。
膝に乗り、耳元で
「あっこぉ好きだよぉ。」と
言いながらハグをしてくる男児。
可愛い。たしかに可愛い。
だが、再会の喜びに浸っているのか
そのくっつきぶりが、半端ない。
背中にきて抱きついたり
おでこをくっつけて熱を計るのを要求したり
身体中ありとあらゆるところにキスをしてきたり
子どもじゃなければ完全に…。
なんの作業も進まないぐらいの
猛烈なアタックぶり。
わたしが使うペンはすべて触りたくて
書いていても構わず握ってくる。
あっこぉのお手伝いが
したくてしょうがないらしい。
（もし、あっこぉをほんとうに
愛してくれているのなら
あっこぉが今なにを欲しているか
あっこぉのこともみてくれないかい…？）
…と、子ども相手にそー、ボーッと考える。
無理だよねぇ。
振り向いて欲しいんだもの。
その男児が、まとわりつきながら
「あっこぉ好きだよぉ。
僕可愛いでしょう？」とも聞いてくる。
心のメカニズムに触れるような一言。
根源の求めとして
「僕可愛いでしょう？」という
欲求があるんだなぁと。
激しい愛の告白を受け続けるなかで
気づいたこと。
いっしょにいっぱい遊んで
ほかの子も自然と巻き込んで
男児の世界が広がるように
“わたしたち”の距離をひろげていきたい。
愛には、愛でお返ししなくては。
他の子のお話を聞くのも許さぬ程の
独占欲求の強さ。
男児の必死さは、すごい。
あっこぉに好かれたくて
ありとあらゆることを
わかりやすくしてくる。
あっこぉも頑張って、嫌なときは
「それをすると、あっこぉは悲しくなる。
ちいとも書けなくて困っている。」と相談して
好きという気持ちのもと
男児が突っ走っるのを
少しだけ内省してもらっている。
あっこぉへのくっつき方にすこーし
変化があるだけで
男児は、またくっつくんだけれど
“愛”というテーマのもと
わたしたちは、心のキャッチボールを繰り返す。
子どもというのは、嬉しいとピョンピョンするし
好きだとくっつく。
こんなふうに素直に表現できたらと
思うこともいっぱいある。
大人になる過程で少しずつ
“好き”という感情についても
自分の中で大事にできるように
なるんだろうなぁ。
今は、超可愛い過渡期です。
立ち合わせてもらえることにまずは、感謝。
マツボックリ2015.08.07池ノ平 posted by (C)あっこ森
写真は８月７日に高峰にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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