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カテゴリ:Classical Music
![]() From left to right, Yumiko Mori, soprano, Hikaru Toho, the double bass, Midori Kubota, composer, arranger and piano, Tomoko Chuda, mezzo soprano, Dai Watanabe, tenor and Ken-ichi Kanou, bass baritone Photo by Shevaibra, Courtesy of Midori Kubota A Midwinter Night's Dream ~真冬の夜の夢~ 2012年12月11日(火) アート・カフェ・フレンズ 恵比寿駅 ソプラノ 森有美子 メゾソプラノ 忠田友子 テノール 渡辺大 バリトン 狩野賢一 コントラバス 東保光 ピアノ、作曲、アレンジ 久保田翠 The First Noel (pf & bass) Instrumental 星の界~What A Friend We Have In Jesus (賛美歌312番アレンジ) 久保田翠:サラ・ティーズデイルの詩による混声四部のための歌曲集 Did you never know? My heart is heavy I am not yours 久保田翠:Memory of Lullaby ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ 混声四部アレンジバージョン(作詞 小阪亜矢子) ―休憩― Moanin’(Instrumental, bass and piano) 黒人霊歌メドレー Sometimes I feel like a motherless child Deep River Nobody knows the trouble I've seen Joshua fit da battle of Jericho White Christmas Walking In The Air You are my destiny Those Were The Days Hark! The Herald Angels Sing スペシャル・バージョン Encore: John Lennon Happy Christmas Gloria ?? 作曲家の久保田翠さんによる全曲オリジナルアレンジか彼女の新曲によるコンサート。 編成は混声4人にピアノ、コントラバス。 狩野賢一出演クリスマスコンサートに行ってきました。 作曲家の久保田翠さんという可愛らしい方がなんと作曲もし編曲もし、ピアノも弾くという大活躍。 まあいわば天才ですね! 構成もセンスがいいこと! 驚きました。 や~感心しました。 幅広い音楽ジャンルから 彼らの世界に集約している感じがもう秀逸でした。 4人のソリストの方もみなすばらしい! 歌手それぞれの見どころも作ってあり。 アンコールはジョンレノンのハッピークリスマスと グローリア ??? 個人的にはバス独唱の Deep River! すばらしかったです。 魂を揺さぶられる声。 狩野さんはきょう絶好調だったと思います。 高い声から低い声まで抜群でした。あの代官山のガラの時のようでした。 も~美しい!! こんなに美しい低音ボイスは聞いたことがありません。ビロードのようでした。 メゾの忠田友子さんにも驚きました。 アンナ・ネトレプコかと思いました。 いやまじで。 パワフルでスラヴ系の陰のあるお声。 見事でした。 すばらしいクリスマスプレゼントをありがとうございます!! *** The First Noel はピアノとベースの曲。 2曲目、星の界からソリストが4人出てくる。最初はスロウで日本語で歌われ、後半アップテンポの英語の歌 What a friend we have in Jesus となる。 久保田翠さんの楽曲が続く。 実は久保田さんの曲というのはまったく聴いたことがなかったので内心びくびくしていたのだが、驚くほどこの構成に溶け込んでいるというか、違和感がない。 すごくジャズっぽいジャージーな曲調もあるのに、このオペラ歌手4人を使うぐらいのクラシカルな要素もあるんです。 ちょっとびっくりでした。コンテンポラリーな展開が怖いなと思っていたのですがまったくそういうことはなく、すばらしかったです。 できればもう一度聴きたいですね!毎年やってほしいですねこういう企画を。 彼女の語り。 「今回のテーマは…テーマがないのがテーマなんです(客笑) この人にこういう歌を歌ってもらいたいと思って書いたんです。」 これを聴いた時、やはり彼女にはオペラを創ってほしいなと思いました。 そして亡き王女のためのパヴァーヌ。フランス語の歌詞をつけた方が登場しておしゃべりする。こういうメイキング要素も盛り込んだ実に親しみやすいおしゃれな構成になっています。 私としては狩野さんのフランス語…これは初だわ…とちょっとおもしろかったのですが、 ほんとに重唱がすばらしかったです!!! ここで休憩 後半はまたジャージーなインストゥルメンタルで入る。 ソリストが衣装替えして登場です。 この黒人霊歌メドレーが白眉というか本当にここがメインディッシュというかすばらしかったです! Sometimes I feel like a motherless child はメゾのちゅうださんの独唱がメインなのですが、これが!!! 出ましたマックス敬語~じゃなくてマックス歌唱~~なわけでして、 も~ネトレプコでしたわ。かっこいいいい! Deep River はバスの狩野さんのソロから入る曲で はあああ~ I can't describe! 本当に素敵でした… 太い声、なのですけど実に美しい! たいがい歌手は低い音に行けばいくほど声の美しさが失われていくんですけどこの方は違うんです。バリトンボイスからバスのレンジまで実に美しい! まるで楽器のようです。 Nobody knows the trouble I've seen はテノール独唱がメインです。 Joshua fit da battle of Jericho ソプラノ独唱から入って4人の歌になる。 クリスマスソングパートに入る。 定番のホワイトクリスマス、 ここから何やらまじめな顔をした男性2人がおもむろに取り出したのは… 狩野さんがトライアングル、渡辺大さんがすず、 大きな狩野さんがトライアングルを持つとあまりにも小さくかわゆく見えて(笑)でした。 女性2人が歌うWalking In The Airの伴奏を非常に真剣な顔でやっているのでますます(笑)でした。 ポール・アンカの大ヒット曲、You are my destiny では男性2人が熱唱! これがほんと、オペラ歌手がポップス熱唱って、笑えるんだね!とわかったぐらいの熱唱ぶりでめちゃめちゃユーモラスで会場大盛り上がりでした。 ♪Those Were The Days は狩野さんと忠田さんでした。 パーカッションはマラカス(渡辺大さん)とタンバリン(森有美子さん)登場! 日本でもおなじみの悲しき天使? 会場が大盛り上がりで手拍子。 え、手拍子?? それで作曲家が感極まっちゃってやたら感動していました。かわゆい。 「初めての経験だわ…」って呟いていて。(笑 最後の曲、Hark! The Herald Angels Sing スペシャル・バージョンはメンデルスゾーンの有名な曲です。 アンコールは、John Lennon の Happy クリスマスでしたが、入りが狩野さんの So this is Christams, and what have you done? とまるでサンタのおじさんが語っているようにふしをつけてゆっくりしゃべりだしたので受けてました。なんかアニメのキャラみたいだお~ こういう路線もあり?狩野さん。 アンコールを2曲もやっていただいて大満足! お疲れさまでした~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月19日 23時48分46秒
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