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テーマ:家を建てたい!(9820)
カテゴリ:木のデザイン
私たちが手掛ける輸入住宅でも、和室を造ることはよくあります。 家族にお年寄りがいらっしゃる場合や、奥様がお茶をたしなむ といった場合、子供が小さくてお昼に添い寝をしなければいけない などその用途は様々です。 私たちは、ドアやフローリング、廻り子や幅木といった内装の枠材 に至るまで自然素材にこだわりますから、無垢の木製のものを使います。 そういったものは、無塗装の白木ですから、塗装しない状態では 白木で出来た和室の雰囲気が少しだけありますね。 でも、洋間でそのままという訳にはいきませんから、ダーク色や ナチュラル色などのカラーで塗装するのですが、通常無塗装仕上げの 和室と接する部分をどう処理するかが、問題となったりします。 写真の場合は、ドアの枠材をセンターで塗り分けして、ドアを 閉めた時にどちら側から見ても納まりがいいように仕上げています。 でも、この場合、ドアを開けた状態の時は、このように半分塗り残して いるような印象を持つ人もいるでしょう。 ですから、場合によっては、塗り分けせずに、枠の部分を全て 塗ってしまったり、全て塗らずに残したりもします。 どちらの場合でも、洋間側のケーシングと呼ばれる飾り縁は塗装 をします。ただ、枠材を塗らない場合には、ドアを閉めた時に ほんの少しだけ無塗装の部分が洋間側から見えてしまいますし、 逆の場合は和室側から枠の塗装が覗きます。 どれが正解ということはありませんが、どれが自分に一番合うかは よ~くビルダーと相談しましょうね。勿論、そんなことあまり 気にならないということなら、お任せでも構いませんよ。 こういうディテールを気にしてこそ、プロのビルダーです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年02月10日 16時22分27秒
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