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テーマ:暮らしを楽しむ(383645)
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日本での五輪大会の視聴率は、 1992年のバルセロナ以降、 ずっと10%前後で、 低迷を続けている、 前回の2008年の北京で、 NHKが11・5%、 民放が9・7%だった、 1968年のメキシコが29・1%、 1972年のミュンヘンが31・3%だったことを思うと、 まさに今昔の感がする、 五輪に限らず、 テレビのスポーツ中継は、 ネットの普及と、 若者のテレビ離れの二重苦にあえぐ、 今大会ではNHKも民放も、 ネットに特設のサイトを設け、 テレビで生中継しない種目も生中継する、 このサイトでテレビ離れした若者に食いつかせ、 テレビへの視聴率アップにつなげたい、 という狙いが透けて見える、 世界のどこで何が行われていても、 その情報はフェイスブックや、 ツイッターで即時に流れてくる、 若者はテレビの前で生中継を見るより、 その場にいる観客からの熱い情報に接し、 さらに熱く熱狂し拡散する、 テレビの生中継の「黙って見てらっしゃい」的な、 ふやけた観戦は、 靴の上から痒い足を掻くのにも似て、 もどかしいのである、 その場の観客がそのままに伝える興奮に、 血沸き肉踊らせる、 この今の若者の傾向をしっかり捉えないと、 特設サイトでのせっかくの無料生中継も、 情報拡散のツールに使われておしまい、 の虞がある、 悪くすると今回の大会で、 テレビは斜陽化への道を、 加速して走ることになるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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