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京都という街には、老舗の反原発団体がいくつもある。
その京都の若手に聞くと、今にいたるもその団体同士が相当仲が悪い。 たとえば脱原発で、風力発電とかを念頭に置いて運動している団体があるとする。 それだけで理念に大きく影響がでそうだが、風力発電を事業として最適化する思想に 反原発運動全体を「還元」しようとするのは必至だ。これは当然攻撃材料となる。 さりとて、特定産業に志向性を挙げない活動は持久戦には堪え難い。 そこで堪え難いグループと、相対的に運動をしのぎやすくしたグループとのあいだに 角逐が始まる。ざっくりと、そういうようなイメージだ。 これを何十年も繰り返してくれば、相互にわだかまりが生じる。 なるほど若手の言う反原発団体が不仲だというのは分かるような気がしてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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