March 2025
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テーマ:サンフレッチェ広島(156)
カテゴリ:紫の蹴球
もう,WEB上で要旨は飛び回っているので,あえて私がまとめることはしない。しかし,編集者の能力の問題もあるのだろうが,はっきり言ってこの問題の本質が全く伝わってこないものばかりだ。そこで,あえて私は発端となったサンフレッチェの森脇豊一郎企画広報部長のFacebook記事を全文引用する。そうでないと,ことの重大性は伝わらないし,私の筆力では要約することは無理だ。
「皆様へ。以下、事実であり、恐らく報道されることはありませんので、シェア、拡散いただき周知ご協力お願いいたします。 本日、広島写真記者クラブ懇親会に出席しました。映像、スチールカメラマンさん、マスコミの方々の公の会です。 来賓の松井市長はスピーチで、「カープはCS進出に満足せず優勝してください。サンフレッチェは、優勝されるとスタジアム問題が土俵際に追い込まれるので、2位でいい。」と、50人以上のマスコミの方々と私の前で、はっきり言われました。 たとえ思っていても公の場で発言するのは明らかにおかしいです。 サンフレッチェ広島の監督、選手、スタッフ、全国のサポーターは、広島の元気、夢、感動、希望、目標といったことを願って、優勝目指して一丸で戦っているのに、ホームタウンの長である松井市長は、サンフレッチェの優勝を願っておりません。 私は、松井市長の発言を目の前で聞いて、屈辱。怒りで腸が煮え繰り返ると同時に、悲しくて涙が出そうになりました。 以上、事実と個人の感想です。森脇豊一郎」 まず論点をきっちりと整理しておきたい。第一に,広島市はサンフレッチェ広島に出資している。その出資者の長である広島市長が,「2位でいい」ということ自体,絶対に許されない発言であるということである。それはすなわち,勝たなくていいと言っているのと一緒だからである。けだし,これは立派な敗退行為の教唆である。それがなぜ重罪に値するか。単にリーグの勝ち負けの問題ではない。Jリーグはスポーツ振興を謳ってtotoやBIGのいわば胴元になっているのである。これ以上は言わない。その観点からすれば,そもそも論として間違っても口にしてはいけない発言なのだ。松井一實は中国新聞の夕刊を使って「オフレコだったから」と弁明しているが,オフレコだろうと何だろうと公の場では語ることは絶対に許されなかったのである。それが口に出たと言うことは,そもそもこの人はサッカーになどまるで興味がないということ,広島という街をサッカーで発信しようという気持ちがまるでないことの証左なのである。 その点をさておくとしても,次の論点はやはり松井一實が漏らした,「サンフレッチェは、優勝されるとスタジアム問題が土俵際に追い込まれるので、2位でいい」という点である。各種報道の中にはこの点を落としているのが見受けられるので記者の不勉強ぶりがよく分かるのであるが,まさにこの点こそこの問題の一丁目一番地なのである。すなわち,松井一實は昨年のサンフレッチェの優勝報告会で県知事の湯崎君に煽られるような形で要旨「2回3回と優勝を積み重ねたら新たなスタジアムを作る」との発言をしたのである。そうしたらいきなりサンフレッチェに連覇の可能性が再浮上し,さらに東洋工業時代以来の天皇杯すら視野に入れてさえいるのである。なんのことはない,松井一實が昨年発言したときには広島市役所の中に一部生息する害虫どもはサンフレッチェの優勝なんてしばらくないだろうと思いきや,連覇,2冠すらあり得る状況になったのである。もちろんリーグ戦はマリノスが勝ってしまえばそれまでだし,天皇杯は一発勝負だから何が起こるか分からないので必ず優勝するという保証はないのだが,もしサンフレッチェが晴れて満願成就すればスタジアム問題が加速することは自明の理である。そしてその候補地は,サンフレッチェが推す広島市民球場跡地利用案以外に有力な案は出ていないのである。 しかし,それには重大な抵抗勢力が存在する。バカの集まり広島財界。そして跡地を折り鶴広場にしようとしたり,「文化・芸術」の何たるかも分かっていないくせに荒唐無稽な「文化」スペースにしようと目論んでいる似而非平和団体。こいつらが強力なロビイストとして広島市を牛耳っているのである。松井一實は彼らを説得することも出来なければ,そもそもサッカーに興味がないからなぜサッカースタジアムを市民球場跡地に作ることが広島という都市の活性化に寄与するかと言うことも理解できないのである。ただ抵抗勢力のなすがまま。それだけの吹けば飛ぶよな一銭五厘なのである。だからこのような妄言が出たのである。 何でも松井一實はこの点については「私もファンで,もちろん優勝してほしい。この盛り上がりにスタジアム建設実務がついていかず,大変だということを分かってほしかった」と釈明しているようだが,まず前段は大嘘である。でも後段は半分当たっている。しかし,そこを解決していくのが首長たるものの責務だろう。要するにこんな弁明する時点で私は市長失格ですということを自白しているようなものだ。さらにいえば,ニュース映像で映し出された松井一實の「陳謝」の表情がまたひどい。完全に人をなめている。このくらいのこと言っときゃいいんだろうというのが丸わかりである。どんなに束になって批判されても自分には強い味方がいるんだもんというのがあの醜悪なにやけ顔に顕れていたとみるべきだろう。 とにかく,いかにオフレコであることを強調しようと誤解を招いたと言い訳しようと,松井一實の発した言葉は広島市長として絶対に許されない妄言なのである。彼に許される選択肢はただひとつ,速やかな辞任のみである。彼が残り任期を全うすることは,広島市の恥さらしに他ならないのである。 広島の害虫とまとめて退治してしまえ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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