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カテゴリ:体調不良
コーヒーは、血糖値の上昇を抑制して、善玉コレステロールを増やすことで、動脈硬化を防ぐ効果があることが明らかになっています。
また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は肝臓ガンの発症リスクを半減するという研究データが国立がんセンターから出ています。 また、カフェインには、交感神経を緊張させて血圧や脈拍を高めることで、食後の低血圧を防ぐ働きがあります。 このようにコーヒーに良い作用があると言われていますが、飲み過ぎると冷え症、消化不良、便秘、神経痛、不眠などの原因になります。 自分としては、濃いものを1日6杯以内にするということを基準にしています。 ですが、1日10杯以上も飲んでいると飲み過ぎになりますので慢性的な頭痛や胃炎に悩まされることになると思います。 この原因は、カフェインとタンニン酸です。 カフェインは、交感神経を緊張させますから、血管が収縮して血流が悪くなります。 また、利尿作用があり体の水分を減らすため、血液の粘性が高まって充血しやすくなります。 タンニン酸は、茶渋の成分で収れん作用があります。 収れん作用とは、体を収縮させる作用のことで、食事に前に飲むと胃腸の動きが止まって、胃もたれや便秘の原因になります。 また、血管が収縮して、血流も悪くなります。 血流が悪くなると、神経痛や関節痛などが悪化します。 カフェインやタンニン酸は、紅茶や緑茶にも含まれています。 タンニン酸は、赤ワインや固い柿、濃く煎じた野草茶などにもかなり含まれています。 実際に固い柿を1個食べて、何日も便秘になる人もいます。 また、野草茶も濃く煎じるほどにタンニンを多く溶出しますので、かえって便秘がひどくなることがあります。 赤ワインもポリフェノールだけで体に良いと思われがちですが、タンニン酸や酸化防止剤の作用で、冷えや頭痛が悪化することも珍しくありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.14 23:28:12
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