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2016/06/01
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カテゴリ:レビュー
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lazy-planetさんの楽天エンタメナビでの

映画「きみはいい子」の作品評価は5点(5点満点)です!

映画「きみはいい子

きみはいい子

■出演者
高良健吾/尾野真千子/池脇千鶴/高橋和也/喜多道枝

作品レビュー「少しの優しさで変わる世界」を楽天エンタメナビで見る



一応、内容は下にも転記します。


児童虐待、ネグレクト、虐待の連鎖などの重いテーマを盛り込みながらも、それらを描き切ってもやさしい印象を与えてくれる良い映画だと思います。

物語は、短編小説のストーリーが並列して進行していきます。



学級崩壊しかけている教室で新任の男性教師は、こう呼びかけます。

「先生は、みんなに難しい宿題を出します。それは家族のだれかに抱きしめられてくることです。」

この言葉がとても印象的で心に残る映画ですが、この言葉が一番響くようにストーリーが展開されています。

この言葉を受けた子どもたちの反応は、実際に宿題を出してやってきてもらった子どもたちの素直な反応で、ここだけノンフィクションとなっているようです。

物語の前半は、少し重苦しい印象の映像が続きますが、徐々に画面のトーンが明るくなり、少しずつ希望に満ちた内容になっていきます。

クライマックスは最後まで語られず、視聴者に委ねるようにしていますが、少しのきっかけで世界は変わるし、ハッピーになれる、そのほんの最初の一足を踏み込ませてくれる勇気を与えてくれているような気がします。

その少しのきっかけの一つが、「ぎゅっと家族のだれかに抱きしめてもらうこと」なのだと思います。
なんだか良く分からないけど、先生はこんなことを感じてもらいたかったんだ、というあやふやな言葉は、とても言葉では言い表しきれない感情がそこにあって、それがとても人を安心させるものなんだと教えてくれています。

そんな優しさにあふれているいい映画だなぁと思いました。


きみはいい子 [ 高良健吾 ]
価格:3619円(税込、送料無料)





原作の中脇初枝さんの小説も素晴らしいです。








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Last updated  2016/06/01 05:59:52 PM
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