|
カテゴリ:株式投資全般
さて今日は 株式投資本オールタイムベストシリーズ 第31位の、千年投資の公理 (パット・ドーシー著、パンローリング社)
の好評第3弾です。
経済的な堀に、思ったほど経営陣の影響はない
というドーシーの指摘は一聴に値すると思います。これに関する彼の金言を今日は少し味わって見ましょう。
堀が築けるかどうかに関して、10回中9回は経営陣の判断よりも業界の競争力学の影響が大きい。
世界最高のエンジニアでも、10階建ての砂の城は建てられない ように、まともな素材がなければどうにもならない
たとえ口紅を塗っても豚は豚
優れた経営者を探すことが前向きの努力とは思えない。
いかがでしょう? 考えてみるといわゆる「カリスマ経営者」に率いられた飛ぶ鳥を落とす勢いだった急成長企業が惨めに失速してしまうことは良くあります。これも 「カリスマ経営者」というものに、元々それほど大きな影響力がないから である、と考えると実に良く納得できるのではないでしょうか? 投資家として「持って置いて損は無い視点」なのではないかと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 20, 2016 07:15:26 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事
|