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カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコースで今年もヤブミョウガの花を見つけました。ヤブミョウガ(藪茗荷)の名は、葉が茗荷に似ているからだそうですが、「藪」は藪のようなところに咲いているからとか、この植物が生い茂ると藪のようになるからなどの説があるようです。
☆ヤブミョウガは、関東地方以西の山地に生えるツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草です。ヤブミョウガの花は円錐花序で、輪生する花が数段になって咲きます。花が終わると、たくさんの藍紫色に熟した実が見えるようになります。 ☆既に実が大きくなってきているものもあります。ヤブミョウガの花は、一日で閉じてしまう一日花です。ヤブミョウガの花には、黄色い葯の雄蕊が目立つ雄花と雌蕊が目立つ両性花があります。雄花と両性花を探してみました。 ☆雄蕊だけが見える雄花が見えます。 ☆これは一昨年観察した雄花です。花被片6枚(萼3枚+花びら3枚)、黄色い葯があり白い花糸が伸びる雄蕊6本、花の中央にはごく小さな雌蕊が見えます。(2014年8月31日撮影)。 ☆雄蕊とともに、丸い子房から長い花柱が伸びている雌蕊がある両性花を見つけました。 ☆こちらは一昨年観察した両性花です。花被片6枚、雄蕊6本、花の中央に子房が目立ち花柱を長く伸ばした雌蕊が見えます。(2014年8月31日撮影)。 ☆子房が藍紫色になって熟した実です。それぞれの実の下には、枯れて褐色になった花被片が見えます。(2014年8月31日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.29 05:30:25
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