ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

すでに弊ブログでも取り上げているとおり，カープの新外国人獲得はあまりにも素早かった。昨年はザガースキーを筆頭にグスマンとも契約を交わし，ジョンソンとの契約も間近だという。特にグスマンなどはカープの外国人史上初の年俸100万ドルプレイヤーということでも話題を呼んでいるし，ずいぶん期待も煽られているようだ。余談だが，彼のファーストネームのヘススはアルファベットの綴りではJesus，すなわち救世主イエスである。

まあ，それはいいことなのだが，それを取り上げた今日の中国新聞の記事には失望させられることしきりである。要するに，ザガースキーとグスマンはフリーエージェントになった機を逸さずに獲得にこぎつけ，ジョンソンはミネソタの放出情報をいち早くキャッチしてつばを付けた。特にグスマンとジョンソンは駐米スカウトがここ2～4年追い続けた中でも最上位の選手であると自慢した上で，

＞松田元オーナーは「他球団と年俸額の勝負になれば分が悪い。今季終盤から機先を制する準備はしていた。
＞（新外国人選手の獲得で）緒方監督の采配の選択肢を増やしていきたい」と話す。

何のことはない。いまだにカープは金がない清貧球団であるということをファンに一生懸命植え込もうとしているのである。よほど，松田元一派は焦っていると見える。なぜなら，もう松田元の50億にも上るのではないかという使途不明金とさらにマネーロンダリングもどきの錬金術はすでにWEB上で暴露されているところである。松田元一派は，それをなんとか糊塗してやり過ごそうとしているようなのである。もうそろそろ無駄な抵抗はやめろと言いたいのだが，松田元御用記者とでもいっていい山本修は，蛇足にもこう続ける。

＞来日4年で40勝したバリントン，3年で73セーブのミコライオはともに独占交渉権が期限切れを迎えた。
＞他球団との争奪戦は苦戦も予想され，球団は残留交渉と並行して新戦力を発掘。

まだこの期に及んでそんなことを言うかとあきれかえるばかりである。バリントンにせよミコライオにせよ仮に法外な年俸をふっかけたとしても3億か4億程度だろう。カープの昨年度の年商は100億円である。出せない金ではないのだ。黒字経営でしかも流動資産，すなわち現生がジャブジャブ余っている上に，どう考えても50億円以上の使途不明金があるような会社が，何がマネーゲームを回避か。笑わせるなと言いたい。

なぜこんなことをいちいち強調しなければいけないのか。金が有り余っていることは官報公告の資料からでも明々白々なのに見え透いた嘘をつきとおさなければいけないのか。言うまでもなかろう。これもひとえに株式会社広島東洋カープという会社の売上金の流れが不透明で，表に出せない部分がたくさんあるということが，善意のカープファンに知れ渡ってしまったら困るのである。現状はそれを応援団という名の暴力的装置を使って抑え込んでいるが，それが効かなくなったとき，それはすなわち松田世襲王朝の終わりである。それを酷く恐れていることの証左といってよかろう。同じ嘘を詠むなら奇想天外な嘘を詠むのがよろしいといったのは正岡子規先生だが，松田一派のつく嘘はせこくてしょぼいのである。だから余計に腹立たしくなるのである。

ところで，話はサンフレッチェに移るが，サッカースタジアムの候補地からエディオンスタジアムが落とされたことはすでに御承知の通りだろう。これについても中国新聞は明らかに見え透いた嘘を書いて「市民球場であるべき地」へのネガティヴキャンペーンを張ったのだが，それはさておき，落とされたエディオンスタジアムの地元の「安佐南区の市民代表」が，「サンフレッチェは安佐南区の宝」だとか何とか言って広島市に陳情にいったらしい。これまたどうしようもないしょぼい嘘だ。これは実際にエディオンスタジアムに行かれた方はお分かりになるだろう。全くといって周辺住民にサンフレッチェやそのサポーター，アウェイサポーターに対するホスピタリティのかけらもない。第一見に行っているかどうかも怪しいし，そもそもエディオンスタジアムと周辺住宅街とは完全に隔離されていて，いわゆるエディオンスタジアムの門前町のようになっているわけではないのだ。これは，はっきり言うならば，誰か黒幕にそう言わされていると言った方が正しかろう。その黒幕については，何度も触れてきたから，もう繰り返すことはしない。

この問題を解決するには，今の自称市長である佞臣松井一實を，望み通り来年の統一地方選挙で「2位」にしてあげればいいだけのことだ。来年の統一地方選挙では，まさに広島市民の良識が問われていると言っても過言ではない。

早くその仮面を引っぺがしてやりたい。

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