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ぼくは東京都板橋区が大好きだ。なぜなら大学生活を含めて板橋で十年以上過ごしたからである。
昭和四十七年四月ぼくは広島から上京して板橋区に住み着いた。東洋大学に進学が決まった時、 「春将、下宿はどこにする」 と叔父が聞いてきた。 ぼくは、 「東横線あたりで下宿を探します」 と言うと、 「おおそうか、東上線か。それならおれの知り合いがいる」 と下宿を決めてしまったのだ。 「東横線なんですけど」 とも言えず、ぼくは叔父の決めた下宿に住み着く事になったのである。 当時は池袋もそんなに開けてはおらず、うら寂しい感じだった。 東上線に乗って目に入ってくる風景はローカル色豊かなものだった。 「東京にもこんな場所があるのか」 とびっくりしたのが偽らざる板橋の第一印象だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.22 08:53:09
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