水泳個人レッスン アイウエーブ水泳塾

リョウくんは前回同様、逢ったときからやる気ない様子でしたが、そのわけは更衣室でわかりました。
「英語を習うので、水泳は今日が最後と思う！」
「お爺ちゃんもお母さんも、水泳はもう充分だと言っている。」とのことでした。
「私は何も聞いてないけど？」
２年間の全ての復習をしました。

リョウくんは、観覧席の祖父母とお母さんに手話で「もっと水泳したい」と伝えました。
私は「あと１時間あるよ！」といい、観覧席をみたら保護者の方たちは首をかしげておられました。

１００m個人メドレー完泳したあと、採暖室に泣きながら入って行きました。
私も観覧席を背にセームで顔隠しました。

暫く出て来ないので採暖室に行ったら、
「もう泳ぎは大丈夫なの？悪いとこは無いの？直さないといけないところは無いの？」だって。
「後は体力付けてスビード上げるぐらいかなー。英語を覚えたら英語で話しながら泳ごう」と突き放す言葉をかけたら、更衣室から出て来なくなりました。

更衣室からあがると祖父母とお母さんがお迎えでしたが、突然私に「ドーナツ１５個もらえる人はどんな人？」と聞くので、
「日本一になってオリンピックに行く人には１５個あげるよ。まだ誰も１５個ドーナツもらった人いないけどね！」
「じゃードーナツ１０個もらうにはどうしたらいいの？」。
「子供の全国大会ジュニアオリンピックで優勝した子には１０個あげるよ」といったら、諦めたらしく「今度はイルカ語教えて！」だって。
泣かせること言うでしょう？

空気が澄んで夜空に・・が綺麗です。