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今朝、未明に、集団的自衛権の行使を限定的に容認する安全保障関連法が、国会で成立した。ほんとに長い日数をかけたものだと思う。安倍総理は、同じ内容の説明を何回繰り返しただろうか。最後は民主党をはじめとする野党が、理屈抜きの反対のための動議をいくつも出して抵抗した。安倍総理をはじめ関係閣僚はよく辛抱したものだ、と感心する。
安倍総理大臣 この様子を見ていて、昭和35年の安保改定騒動を思い出した。当時の改定阻止行動はもっと激しかった。当時の野党・日本社会党はデモ隊を率いて国会内に乱入するようなことまでした。デモ隊には死人も出たし、岸信介総理も傷を負った。岸信介総理は安倍晋三総理の祖父にあたる。 岸信介元総理 あの時、もし日米安保条約の改定継続がなかったら、日本はどうなっていただろうか。外国に侵略されていただろうとも思う。そしてその後の技術と経済の発展もなかっただろう。 共通して言えることは、反対闘争は東京だけのことで、地方は冷ややかな眼で騒動を見ていたことだ。 そして、今回の国会の状況を見て分かったことは、民主党が抵抗政党になってしまったことと、参議院がもはや良識の府でないことを露呈したことだ。 安全保障関連法への反対の主たる論拠は、現行憲法に違反する、ということだった。憲法についてはまた日を改めて意見を述べてみよう。 安倍総理、そして関係閣僚各位、ほんとにご苦労様でした。ゆっくり体を休めてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月19日 16時52分17秒
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