仕事でトイレのサンダルを
１０足洗う。
皮脂汚れが頑固でなかなか
取れずに苦労した。
帰り道、右肩にツッパリ感を覚える。
自宅のローテーブルから立とうと手をついたら
痛すぎて体重がまったくかけられない状態になっていた。
重症じゃない？
どこがはっているのか…
いますぐ見つけ出さなくては。
手当は痛みが出始めて
４８時間以内に手当をすると
回復も早いと感じている。
早ければ、早いほど戻りがいい気がする。
さっそく身体のあちこちを触ったり
すべての関節を回したりしてみる。
ツッパリ感を覚える角度や動きをチェック。
腰のサイドのねじりは、まったく問題がない。
首のねじりもほぼ全方向問題がない。
腕を上げた時に右肩だけ突っ張るが
ほかの方向は問題なし。
膝の上下のツボの痛みの差をチェック。
膝の上側の痛みのほうが強く感じられる。
そのため、腰から上のほうに
主な難があるだろうと予測。
腰の緩みを作り出すために
潰したバランスボールの上に乗り
ユラユラと揺する。
小さな揺れが、少しずつ緩みを作り出す。
全身、頭からつま先まで揺れが伝わるように
ゆるやかに動く。
腕の高さを変えながら、揺れる。
ツッパリ感のあるところで
しばし、ユルユルと揺れを続ける。
鎖骨を指で挟み込み
強い痛みやハリの感じられるところを
中心にほぐす。
背中まで矢が刺さるように
ビーンと強い痛みのでている箇所を見つける。
コレか…。
容赦なしに揉み込む。
今まで一番楽になる。
鎖骨周りと腕は関係が深いので
腕の疲れも相当蓄積しているだろうと
肘の上下のツボを刺激。
手が届かな場所への刺激のため
肩こりグッズのマッサージ器を用いて
肩甲骨の内側に指の代わりに器具を
潜り込ませるイメージでほぐす。
ここもかなりの緊張が走る。
合計、約１時間半の手当を施す。
自分の体重を預けても
大丈夫なぐらいに回復。
痛みを抱えたままそのまま寝たりすると
痛みを覚えたカラダを
自分で自分にアイロンをかけてしまうようなものと
感じている。
できる限り早いお手当で
体重を左右均等にかけられる状態にして寝る。
寝て起きるときは
カラダの痛みが一番出やすいので
翌朝も時間をいつもよりかけて
ケアをするつもり。
そしたら、おそらくいつものように自転車に乗って
何事もなかったように過ごせると思う。
今夜も仕上げに、もう一度お風呂に浸かって
循環をよくしてから休むつもり。
明日は、肩甲骨の真ん中に
ホッカイロを仕込んで
一日中温湿布で循環を強制的に
上げていくつもり。
まだ寒い季節ではないので
ツライとは思うけれど
強い冷えが感じられるときは
必要に応じて数日続ける。
こんなに手をかけるのは、
痛みというのは、はじめの４８時間のケアで
このあとの生活がずいぶん変わると
感じているから。
寒いとか暑いとか感じる感覚とはべつに
滞りがある場所は、
冷えが集中しているなぁと実感している。
先日のデモに行った日、
行く途中、自転車を漕いでいても
つま先までの温度感がまったくなくて
ずいぶん冷えているなぁとすでに
身体の冷えには気がついていた。
そこにきて、片腕に負荷をかける
サンダルのこすり洗いという水仕事。
「あっこぉ、気がついてよ。」
身体からのＮＯサインは
徐々に大きな声を上げてくる。
今回、耳を澄ますタイミングが遅かったから
やや重症。
日々のケアで身体の流れの滞りに
もっと真剣に向き合っていれば
こんな痛みを覚えずとも済んだはず。
夏の終わりは、身体に水がたまりやすく
お身体の冷えとなって
痛みが出やすい頃。
水分代謝をよくしつつ
いつも以上に胃腸に優しいものを摂って
冷やさない、課さない、
腸への気配りも大事だなと。
「内臓の冷えは、全身の冷えにつながる。」
これは、わたしの師の教え。
ジメジメしていて蒸し暑くても
汗をかくことでさらに内臓は冷える。
まさに今日はそういう日だった。
ジメジメして蒸し暑くて
その上、普段より負荷の高い作業
そして、元から溜まっていた身体の冷え。
わたしは「うっかり」してても
ちゃんと身体は「記憶」している。
ゴメンネ。冷やして。
しかもお手当もしなくて。
そりゃ、痛くなるね。
少々遅くなったけれど
声を聞きますので
なんとかご勘弁ください。
トンボ2015.08.07池ノ平 posted by (C)あっこ森
写真は８月７日に高峰にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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