トップ > >特集 >著者インタビュー >押切もえさん

楽天ブックス 著者インタビュー

  • バックナンバー
  • 最新号
【楽天ブックス】押切もえさんトークイベント中止のご案内
日頃より楽天ブックスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
2月15日(土)に開催を予定しておりました「押切もえさんトークイベント」は関東近圏で大雪の恐れがあるため、ご来場いただくお客様の安全を考慮し、中止とさせていただきます。
イベントを心待ちにされていたお客様には大変申し訳ございませんが、何とぞご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
皆様にとってよりよいサービスをご提供できるよう努めてまいります。
今後とも楽天ブックスをよろしくお願い申し上げます。

押切もえさんインタビュー「浅き夢見し」

『AneCan』などで活躍するモデル・押切もえさんが“モデル界初”の長編小説を執筆。構想・執筆まで約3年をかけたという完全オリジナルストーリーだ。モデルを夢見る主人公が、数々の挫折、苦い恋を経験しながら、成功をつかむまでを描く。モデル業界を知り尽くした押切さんならではの目線で、美容に役立つヒントなども交えながら、世の中の頑張る女性を勇気づける内容に仕上がっている。大の読書家でもある押切さんに、海外撮影中も執筆し続けたという本作への思い、愛読書など聞いた。

今週の本はこちら

浅き夢見し
■浅き夢見し
AneCanモデル押切もえの初の長編小説! 売れないモデルがいかに成り上がっていくか、挫折と希望のストーリー。
ご購入はコチラ

注目の本

モデル失格
■モデル失格
「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」渾身のメッセージを込めた、押切もえ初の書き下ろしです。
ご購入はコチラ
心のことば
■心のことば
明日をアツくする100のメッセージ。
ご購入はコチラ
三谷幸喜創作を語る
■三谷幸喜創作を語る
押切さんおすすめの1冊。脚本家・三谷幸喜が(初めて+しぶしぶ)語った「本格」創作論。舞台・ドラマ・映画制作の舞台裏や役者さんとの抱腹エピソードも満載
ご購入はコチラ
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻)
■世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻)
押切もえさん愛読の1冊。言わずと知れた村上春樹の代表作のひとつです!
ご購入はコチラ
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下巻)
■世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下巻)
押切もえさん愛読の1冊。言わずと知れた村上春樹の代表作のひとつです!
ご購入はコチラ

⇒押切もえさん 愛読女性作家作品はこちら!

おすすめ特集

楽天文芸倶楽部
最新からイチオシの小説まで、文芸好きの方はこちらをチェック
2014年冬 ドラマ特集
ドラマ作品、原作はコチラ!
スペシャルプライスセール
半額のバーゲン本を大量掲載!お得です!

プロフィール

押切もえ(おしきりもえ)さん
1979年、千葉県生まれ。ティーンの頃、雑誌でモデルデビューし、当時の女子高生のカリスマ的存在となる。その後は『CanCam』(小学館)の専属モデルとして大ブレイク、現在は『AneCan』専属モデルとして活躍する一方で、テレビ&ラジオ番組出演、ファッションショー出演、商品デザイン、マンションプロデュースなど活動は多岐にわたる。新書『モデル失格』、メッセージフォトブック『心の言葉』(ともに小学館)、AERAムック『reborn~30歳で生まれ変わる。~』(朝日新聞出版)など書籍も多数刊行。 http://ameblo.jp/moemode/

インタビュー

■夢だった小説執筆。舞台は"モデル業界"

--初の小説、モデル業の傍ら執筆するのは大変な作業だったのでは?
押切さんもともと本がすごく好きで、いつか小説を書きたいとは思っていたんです。でも実際は、なかなか書く時間がとれなくて…。3年前くらいに一念発起して、とにかく下手でも何でもいいから書ききってみよう、と。最初は登場人物が10倍くらいいたんですよ。小説の書き方も何もわかったもんじゃないから、思いつきで書いていたらとんでもないことになってしまって(笑)。モデルをやりながらだったので、時間を作るのも大変でした。締切に追われ、撮影現場、果ては海外での撮影中も執筆してましたね。家ではなかなか集中できないので、編集部に缶詰になったこともありました。
--モデルの世界を舞台とした本作、押切さんの実体験にもとづいている部分も多いのでしょうか?
押切さんそうですね、登場人物に関してはそのままだと怒られそうなので、知っている方の要素を少しずつ取り入れています。夢を実現するためにもがく主人公の瞳は、かつての私とも言えますね。私もちょうど21~22歳くらいの頃、オーディションに落ち続けて周りと自分を比べてばかり…、すべてが悪循環だった頃がありました。でも主人公はもう少し追い込みたくて、あえて年齢をもう少し上に設定したんです。
--その主人公・瞳もある出来事をきっかけに大きく花開いていきますね。押切さんご自身も、似たようなご経験が?
押切さん昔はすごく思い込みが激しくて、アンバランスな部分があったんですけど、ある時考え方を変えてみたんですよ。そうすると、段々流れが変わってきたんです。自分が心を開くことで、見える景色が変わって、それまでは嫌だったこともよく見えてきたり。実体験をもとに書いたのは冒頭のオーディション部分だけで、そのほかは完全にフィクションです。願望を形にした部分もあります。主人公にはこの際、思いっきり言いたいこと言わせてあげよう、とかね(笑)。
--本作を執筆する中で、押切さんご自身にも何か変化があったのでしょうか?
押切さんそうですね、昔の自分を思い出したり、小説に描くために周囲の方の動きをつぶさに観察したり。その中で、モデルとして改めて初心にかえることができましたね。小説を書くこと自体はとても大変だったのですが、モデル業その他にもいい気づき、影響があったと思います。
--それはたとえばどのような?
押切さん私は、感情移入するあまり、つい書きすぎてしまうんですね。それに対して、私の好きな作家さんは多くを書かずとも、すごく伝わるものを書かれるんです。それは、発見でもあり反省した部分でもありますね。私は絵画が趣味なんですが、絵も描き込みすぎてたかな、と私生活に関しても色々と省みることができました。すべてを説明するのではなく、相手の想像力に任せる、というやり方もあるんだなと。
--鮮やかなピンクが印象的な本書の装丁も、押切さんらしさを感じるものとなっていますね。
押切さんそうなんですよ、このピンクは大好きな色なんです。ページ数下にハイヒールのイラストを添えているのですが、ヒールの高さが主人公の心境を表しているんです。そういう細かなこだわりも、見ていただけるとうれしいですね。

■読書数は月平均10~15冊。押切さん流読書術、お気に入りの作家は?

--本作は、弊社楽天ブックス「2013年 隠れた名作№1決定戦」でみごと1位を獲得しましたね。
押切さん賞をいただけるなんて考えてもいなかったので、本当にうれしいです。しかも栄えある第1回目ですよね。投票してくださった皆さまには本当に感謝します。
--今回の作品を執筆されるにあたって、理想とされた小説などはあるのでしょうか?
押切さんもともと角田光代さん、川上弘美さんの文体がすごく好きだったんですよ。あとは小川洋子さんとか。皆さんとても素敵な文章を書かれるので、憧れますね。足元にも及びませんが、色々読んで勉強させていただきました。
--押切さんは、かなりの読書家とお伺いしております。月に平均どれくらい読まれるのでしょうか?
押切さんだいたい月10~15冊程度でしょうか。小説だけではなくビジネス書や新書など、ジャンルは問わないですね。今回も書き終わって真っ先に思ったのが「これで本が読める!」ということでした(笑)。
--多忙な毎日、どのように読書の時間を捻出されているのでしょうか?
押切さん移動中とか、ちょっとした仕事の空き時間に読むことが多いですね。あとはバスタイムとか。時にはkoboなどで電子書籍を読むこともありますよ。持ち運びやすいので、移動時には便利なんですよね。
--それだけ本を読まれると蔵書数も相当なものでは?
押切さんそうなんですよ、だから1ヶ月に1回は整理して、父にあげたりしています(笑)。それでも手元に置いておきたい本というのは、私の中で愛しているといっても過言ではない本ですね。
--たとえばどのような?
押切さん太宰治さん、志賀直哉さん、村上春樹さんの作品ですね。村上春樹さんは短編が好きなんです。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とか。2013年に読んだ本の中でいうと、三谷幸喜さんの『三谷幸喜創作を語る』も面白かったですね。こうやって脚本を書かれてるんだ、と創作面で参考になる部分もありました。
--そういう意味では、小説を書く前と書いた後では、本の読み方も変わったのでは?
押切さんそうですね、前なら興味のなかった“小説の書き方”的な本も手にとることが増えました。上手く書けるようになったらいいなあって(笑)。
--今後も小説を書きたいとお考えでしょうか?
押切さんはい、今後も書いていきたいですね。書いている時は本当に苦しいんですが、喉元すぎれば…ですね。(執筆活動のため)付き合いが悪いと言われるのも慣れましたし(笑)。何かしら自分の考えたことを残しておきたい、記しておきたい、という気持ちはありますね。
--次回作の構想などは?
押切さん自分とはまったく違う職業の人を書きたいと思います。やっぱり知らない世界のことって面白いですし、どんな職業にも共通する悩みってあると思うんですよ。そういうものを描ければと思っています。
--押切さんの次回小説、楽しみにしています。本日は有難うございました。

【取材】/Shinobu NAKAGAMI


浅き夢見し
浅き夢見し

内容紹介
AneCanモデル押切もえの初の長編小説! 売れないモデルがいかに成り上がっていくか、挫折と希望のストーリー。

ご購入はコチラ

★楽天ブックス購入者対象特典★
「浅き夢見し」ご購入で抽選100名様 押切もえトークイベントにご招待!

■キャンペーン購入対象期間
予約開始から2014年2月10日9時59分まで
■キャンペーン対象
キャンペーン期間中に以下をすべて満たした楽天会員の方
‐当キャンペーンのページよりエントリー完了
‐楽天ブックスで「対象商品」をご購入(ご注文完了)
 ※「対象商品」は以下に記載。
※対象商品を複数購入しても、応募券1口となります。
 ※すでに購入いただいているお客様もエントリー完了でキャンペーンの対象となります。
■対象サービス
‐楽天ブックス(PC)
‐ケータイ版楽天ブックス(ケータイ・スマートフォン)
‐iPhoneアプリ版楽天ブックス
※電子書籍(楽天Kobo)はキャンペーンの対象外となります。
■対象商品
浅き夢見し ISBN 9784093863605
■プレゼント内容
キャンペーン対象の方につきましては、
「押切もえトークイベント 」に抽選で100名様をご招待いたします。
 ※当選者の発表につきましては、ご注文時にご利用のメールアドレスにご連絡いたします。
  参加する際に必要な情報となりますので、大事に保管ください。
■イベント内容
‐内容:押切もえ トークイベント
‐開催日時:2月15日(土)午後 (予定)
‐場所:楽天株式会社楽天タワー(東京都品川区)
 ※会場への交通費・宿泊費などはお客様の自己負担となります。
■その他ご連絡
‐やむを得ない事由により、予告無くイベントが中止・内容変更となる場合がございます。
‐イベントの参加は、ご本人様1名とさせていただきます。
‐イベント会場での録音、録画、及び写真撮影は一切禁止となります。
‐取得した個人情報は個人情報保護方針に基づいてお取り扱いいたします。

このページの先頭へ