|
カテゴリ:チーズ会
イングリッシュ系ラベンダー 綺麗に咲いていたラベンダーも終わりを迎えました。 寒さに強いラベンダーですが、梅雨その後の蒸し暑い夏は苦手としていますので、 しっかりお手入れをということで、早々に刈り込みを行い、 一部はドライフラー用にしました。 新芽ができ始めている少し上でチョッキン、 そして風通しをよくするために枝の剪定もね これで秋にもう一度咲くラベンダーを楽しめそうですね。 日曜はまた福井で飲み会があったので電車でゴー ハッピーチーズのTさんが、フランスのコンテ生産地の旅より戻ってきましたので、 店舗隣りの空きスペースをお借りして地べたに座って、現地で買ってきた14種類のコンテを みやげ話しを交えながら食べ比べをしましょうというゆる~い集まりでした。 みんなで準備をして、各自持参したワインやビールを抜栓して座談会はスタート コンテとは、 フランスの東部、フランシュ・コンテ地方に広がるアルプスに近いジュラ山脈一帯で、 添加物を一切使わず職人が手作りしているハードタイプの熟成チーズ、 ジュラ山脈はジュラ紀に形成された中位の山々が連なる地域で、もみの木に覆われた高原は 標高200mから1500mに及びます。 冬は大変厳しく雪深いこの地も、春になると色とりどりの花が草原を彩り、 春から夏にかけては、放牧される牛のベルが風にのって響きわたります。 正にアルプスの少女ハイジに出てくるペーターのような牛飼いが、 牛たちを引き連れて草原を走り回り、 アルムおんじのような頑固そうなおやじがチーズを作っている、 なんとなく、そんな風景が脳裏に浮かびますね。 コンテは作られた季節によっても味は変わり、 夏の間、放牧されてカロチンを多く含む草花を食べた牛のミルクで作るコンテは黄色くなり、 干草を与えられる冬に作られたコンテは白っぽくなるそうです。 季節や熟成期間など色々な要素で、毎回異なった風味を味わえるのもコンテの魅力なんですね そんな話を聞きながら、若いのから30ヵ月熟成された熟女 じゃなくて熟したコンテまで食べ比べをしましたが、 熟成庫に移された後は、「アフィヌール」と呼ばれる熟成士によって手間ひまかけて熟成され、 食感、色、独特な風味を伝える「人格」を持つようになると言われていますが、 こうして食べ比べると、それぞれが食感・味わい・余韻が違いましたので、 なるほどなあと納得でき、コンテの奥深さを感じることができましたね ハッピーチーズのTさんは、チーズの中でもコンテが一番好きと言っていて、 美味しいコンテが食べたくてお店をオープンしたとも聞いていますので、 そんな大好きなコンテのふる里を訪れて、たくさんのコンテに出会い、 それに地元の人たちの暖かい心に触れ、助けられながらの旅を経て無事帰ってきたTさんの、 コンテ愛をたっぷりと感じ取ることが出来、 いつもニコニコ笑顔が素敵なTさんですが、 今まで見たことのないくらいの満面の笑みで話すTさんを見て、 こっちもなんだか心が穏やか~な気持ちになった和んだ集まりでしたね。 そんなチーズ愛たっぷりのTさんとこで買ったチーズをつまみながら、 たまには釣りにでも行けと言われそうですが今宵もほろ酔い気分のソルト魂であ~る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.06.28 08:12:43
コメント(0) | コメントを書く
[チーズ会] カテゴリの最新記事
|