韓国で歴代興行収入2位となった「エクストリーム・ジョブ」を監督、希代のストーリーテラーとして知られるイ・ビョンホンが脚本を担当し、韓国の国民的俳優、ユ・ヘジンが初めてロマンティックコメディーに挑戦した映画「マイ・スイート・ハニー」がいよいよ5月3日(金)より日本公開される。メガホンを取ったのは「無垢なる証人」のイ・ハン監督。
本作は、仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホ45歳が、明るく何事にもポジティブな41歳のシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで初めて恋を知る物語。「コンフィデンシャル」シリーズや「タクシー運転手〜約束は海を越えて〜」「梟‐フクロウ‐」など、コミカルな役からシリアスな役まで様々な人物を演じてきたユ・ヘジンが、俳優キャリア27年目にして初めて挑むロマンティックコメディーに韓国では拍手喝采。
ユ・ヘジンが演じるチホは、他人との関係をうまく築けず、恋もしたことがない極端に内向的な人間だ。彼がイルヨンとの出会いを起点として様々な変化を見せていく様子をユ・ヘジンはとことん真面目に演じる。それが逆にコメディーの強度を上げ、物語の面白さも相まって公開初日から19日間で観客動員数100万人超えの大ヒットとなり、更には第28回春史国際映画祭で審査委員特別賞の俳優部門、監督部門を受賞するなど、多くの観客に愛される映画となった。
共演には、ドラマ「再婚ゲーム」などに出演し“視聴率女王”と称されるキム・ヒソンが、チホに好意を寄せるシングルマザーのイルヨンを演じ、ユ・ヘジンとの抜群の相性を見せた。更に二枚目俳優のチャ・インピョ、「エクストリーム・ジョブ」でお馴染みのチン・ソンギュ、K-POPアイドルグループ出身のハン・ソナなど、実力派俳優が集結し物語を彩る。また、アッと驚くスターがカメオ出演していることにも是非注目して欲しい。
胸の高鳴りやときめき、喜び、もどかしさ、傷つくことの怖さや苦しさ…誰かを好きになる気持ちを初々しく描いたこの映画は、誰しもが恋していた頃の記憶を揺り起こす。チホとイルヨンはどこか現実の世界にきっと生きていると感じ、不器用に少しづつ気持ちを通わせていく二人を応援したくなる、そんな愛すべき珠玉の映画が誕生した。